変形性膝関節症(70代女性)

【問診】

 70代女性、3ヶ月前より右膝の痛みがあり整形外科で変形性膝関節症と診断されました。シップと痛み止めを処方されましたが、変化がないため来院しました。歩行時右膝の前面の痛みと膝裏の水腫が強く、筋肉が突っ張って膝に力が入らないとのことでした。

 

【検査】

 体幹はやや左に傾き、動作時に痛む

 右膝内側の圧痛、膝裏の水腫

 大腿四頭筋、ハムストリングの緊張

 正座はできない。

 

【評価】

 大腿に対し下腿が内旋し、内側広筋の張り。

 右膝の内側と裏側の痛みと水腫。

 

 

【施術】

 初回は、炎症を和らげ膝の循環を上げる施術を行いました。

 次回以降から、膝の関節を広げ変性部位の調整と、膝に負担がかからないように脊柱、骨盤を整えました。

 

【経過】

 初回め以降徐々に痛みは減り、5回目で安定してきました。今後再発しないように、体重の管理や運動処方を行い定期的にメンテナンスを行っています。